目標こそ未来を築く
1.
目標を決めることからすべてが始まります。何を目指すかを各授業(90分)毎に決めて、学習をスタートさせてください。90分の中で何がしたいのかを決めて、何ができるのかを見積もってからスタートしましょう。
2.
目標を決めないと、本当の意味の努力も、悔しさも、喜びも味わうことができません。
成果を実感することもできません。逆に目標を決めて成果が実感できると、それはモチベーションの強化につながります。目標を決めることからすべてが始まるのです。
3.
成果の実感は、何ができたか、どのようにしてできたのかを振り返ることから生まれます。それには数値化したり、言葉にすることがとても大切です。
4.
以上のことを実現するためにj.スクールでは受講毎に『振り返りシート』を提出していただきます。
ご相談は随時どうぞ
5.
定期テスト、実力テスト、模試、通知表等については結果をお知らせください。また、結果についての保護者面談や、家庭での学習、生活面での面談は随時可能です。
事前に日時等をTEL、line、メール等でご予約ください。
6.
必要なら授業以外の時間帯でコーチングをすることも可能です。学習方法、意欲、生活面など、どのようなテーマでも構いません。必要に応じて対応します。ご相談ください。
7.
家庭学習が不足している、方法がわからない、集中できない、気持ちが不安定である等々、保護者としてのご心配がある場合はご相談ください。
8.
インターネット(スマホ、タブレット、パソコン等)の依存状況は著しく学習効果を阻害し、時には病的状況に至ります。この点には充分ご注意ください。
9.
学習障害等の状況がある場合は対応に特に配慮が必要です。ご相談ください。
英語の学習法
理解すること→定着すること(トレーニング)
10.
多くの子供たちの成績が伸び悩む原因は理解不足ではなくて、トレーニング不足です。理解できていてもその理解したことが使えないと(定着していないと)成績には反映しません。
11.
特に語学系の英語、国語等は内容を理解することは比較的容易ですが、苦手になる場合の多くが定着不足です。語学はコミュニケーションのツールですから使えないと意味をなしません。
12.
特に英語ができない人の場合は使うための準備ができていません。言葉がつかえるようになるための単語、基本文型がいつでも取り出せるように用意できている必要があります。
日本語が示されたときに、その直後に英文が出てくるかどうか、です。
例えば、
“君はどのくらいテレビを見ているんですか?”
に対して、
直後に英訳
“How long have you been watching TV?”
が2,3秒後に発語されるか? です。
13.
これは中学3年生の基本文ですが、高校生になってもこのレベルの基本文がすぐできないひとがたくさんいます。この程度の準備が出来ていないと、高校の授業についていくのも大変です。ましてや大学受験の勉強などは進めることが困難です。
14.
つまり英語の学習は、基本文がすらすら出てくるトレーニングが最低必要なのです。
その具体的方法は音読です。中学校の教科書を何千回も声に出して脳に刷り込むのです。
脳の中に、そのような基本文があふれている海ができると、自然と英語が出てきます。
15.
では、その音読トレーニングを如何に積み重ねるか。つまり継続をどうすればよいか?
これにもいくつか方法があります。それらのうちのひとつは習慣化です。普段の生活のルーティンに入れ込んでしまうことです。何をするか、いつするか、どこでするか、どうするか等を定型化しておくことです。継続を支える方法を持つことです。
数学(理解することを重点的に学ぶ教科)
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数学が苦手な中学生、高校生も多いです。苦手な人は理解が出来ていない場合が多いです。例えば、小学校の四則演算はできているとして、中学校、高校の計算ができていない場合、計算が式の変形であることが理解できていない場合が多いのです。
式を変形していき、答えに至る、がわかっていてできるかどうか。
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あるいは様々な公式や定理が理解できているかどうかです。この理解の仕方には2通りあります。最初から理解を目指す進め方と、理解はあとまわしにしてまず公式や定理の使い方、利用法に慣れてから元に戻って公式や定理を理解する進め方です。前者は論理的な思考が強い人、後者はそうでない人向きです。
18.
公式やら定理の理解は、教科書やら参考書にも丁寧に書かれていますが、論理的な思考に慣れていない人は、どこが要点か把握するのが難しいので挫折しやすいのです。つまり、書かれていることの意味が分からないのです。その為に、問題を演習することからはじめて、意味をつかみ直し、公式やら定理を理解するのです。
19.
問題が解けるようになっても、基本的な公式やら定理の理解がないと応用力は身につきません。数学が伸び悩む人のうちに多いのは、問題パターンを覚え、パターンのどれをあてはめるか、その練習に時間をついやしてしまう人です。応用できる公式や定理の知識を増やすべく学習を進めないと数学の力は伸びません。
20.
できる問題をいくら解いても力はつきません。できない問題を解いても効果はありません。学習者は、そこを冷静に見極めつつ、自分に合った問題を解いていくべきです。
実際の学習
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以上の学習の方法は単純化して表しています。基本的な考え方を述べたまでです。実際に学んでいく際には、状況次第で学習の過程は変化していきます。すべての人に通用しやすい考え方を述べたまでです。
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学習する人が目標をもって学ぶ姿勢を促す場合、環境はとても大切です。塾を運営するうえで、特に注意を払う点です。物理的な環境同様、精神的な環境は私自身がどのような考え方で向かい合えるのか、そこが試されます。私はコーチングマインドを自分自身の塾運営のベースにしています。
23.
私自身がどのように人生を生きているのかを確認するために、私も、プロのコーチと契約し、コーチングを受けています。定期的に振り返りを行い、目標を再確認したり、再構築、再設定をしています。
24.
地域の課題とも向き合い、個人の課題とも向き合いいかに生きるかを大切にしていきたいのです。ご家庭でもコーチングマインドを知っていただきたく、機会があれお話しています。
ティーチングとコーチング
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多くの子供たちが小学校に入学したころやら、英語を学びはじめたころなどはとても積極的で、学習にも意欲的で先生の指示やら周囲の大人の指示にもよく従う、いわゆる”よい子”の時期があります。こういった時期には教えるだけ(teaching中心)で進みやすいです。そのまますくすくと成長していく生徒もいます。
しかし残念ながら、そうでない方が多いのではないでしょうか。
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人は成長していく段階で、途中なにかその成長を邪魔するものに出会う、ということは当然ありうるし、それを体験することによりさらに成長が促されることが多いです。私自身もそのような時期がありましたし、これからも(というか今も)あると思います。また、二人の子を持つ親としても子供の成長の過程で、成長を邪魔するものに出会いました。多くの子供さんと向かい合う中でたくさんのそういったケースにも出会いました。
27.
そして、そのようなときその邪魔するものを取り除くために有効な手立ては子供をコントロールすることではありません。強制的なあるいは意図的な制御は、かえって邪魔するものの強化になりがちです。そのような時こそコーチングが有効です。
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成人であってもそれは同様で、いくつになっても人が課題を抱えるとき、その方法としてコーチングは有効な手段です。私は今も自分の勉強のためにも成人を対象に年間数十人の成人を対象にコーチングをさせていただいています。また前述しましコーチングを定期的に受けてもいます。
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コーチングの内容は多岐にわたりますから、ここでは詳述しませんが、プロのコーチも多数いますし、簡単な入門書もたくさんあります。興味のある人はご相談ください。